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  3. 2011年5月

猫の右大動脈弓遺残症の症例を紹介します。

今回は、去年当院で手術を行った猫の右大動脈弓遺残症の症例を紹介します。

右大動脈弓遺残症とは、出産される前に退行するはずの心臓付近の血管が残存してしまうことで起こる、食道の狭窄のことを言います。食道が狭窄して食物がうまく通過できないため、狭窄部の前方に食物が溜まって食道が拡張してしまい、吐き出してしまう(吐出)という症状が現れます。何度も吐き出すため誤嚥して亡くなってしまうことや、うまく食物をとれないため発育が悪くなってしまうため外科的に整復する必要のある疾患です。

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